2017/05/22 701

. クラス会 .

昨日の日曜日は大学の同窓会。

十数年ぶりに会う顔はやはり古希の顔です。


前回の会はまだ現役真っ最中。仕事の話が中心で自慢話のオンパレード。

今回はほとんどがリタイアしており、そのぶん油の抜けた和気あいあいの話題ばかりです。



当クラスは一部の自営組を除いてほとんどが一部上場の企業に就職。

前回のクラス会は出世レースの終盤時期。

数人は有名企業のトップまで上り詰めました。

名刺が必要なくなった今回の近況報告は仕事抜き。

スピーチの大半は病気と連れ合いの話題です。

およそ半数がガン、脳梗塞、心筋梗塞の経験者。

家庭では何人かが離婚経験あり。連れ合いに先立たれたケースも数多い。

改めて家庭の幸せのありがたさを感じます。



猛烈に仕事してきた我ら団塊の世代。

家庭を蔑にしたつけが回り、今でも昼食は一人で外食という仲間が大半です。

そうなるとつい軽く昼間から一杯。

そのせいかアルコール依存ぎみの友人もちらほら。

これも今までの生きてきた過程が垣間見え少し切ない気がします。



70歳過ぎれば男の顔は履歴書。

元気で夫婦仲良く、穏やかな人生を楽しみたいものですね。





2017/05/15 700

. ひよっこ .

NHkの朝ドラ「ひよっこ」が今の私のマイブーム。

桑田佳祐のテーマソングもお気に入り。

イントロからいかにも昭和のポップスです。



この時間のドラマはシリーズで好き嫌いがはっきり分かれます。

「マッサン」から見始め 、交互に好き嫌いが交錯。

前シリーズは暗くていまいちでしたが、今回はどっぷりハマっています。



時代設定がまさに私とシンクロ。自分がタイムスリップしたかのようです。

集団就職、東京オリンピック、日活青春映画。恥かしくなるほど良くわかります。

主役の有村架純の役作りもいかにも昭和の高校生。ふっくら顔が素朴で可愛い。

彼女を取り巻く俳優陣も達者です。宮本信子、古谷一行、特に父親役の沢村一樹の

演技は秀逸です。

茨城、秋田 青森など微妙な方言の違いも細かく表現しています。



携帯も無く 、電話は呼び出し。手取り6000円の初任給のほとんどは実家に仕

送り。

日本人全体が健気で働き者。明日に希望が持てる時代でした。

アナログでしたが、デジタル万能の現代には無かった暖かさがあふれた時代でした。

毎回思わず涙を流してしまうほどの脚本のうまさ。団塊世代のハートを掴んで離し

ません。

それにしても蒸発したお父さん、無事でいるのでしょうか。

同世代で話題になるドラマの誕生です。






2017/05/08 699

. ドラゴンズ .

プロ野球開幕からはやひと月。

私の贔屓チームドラゴンズが不振を極めています。

昨日はやっと一矢報いましたが、大型連休中は全て逆転負けで六連敗。

ファンにとっては、ゴールデンならぬブラックウイークでした。

落合監督時代の常勝球団はどこに行ったのでしょう。



打てない、守れない、抑えきれない、逃げ切れない。

投手力中心の得意の守り勝つ時代ははるか昔となりました。

これはひとえに人的投資を怠った球団経営の慢心にあります。

プレーヤーの年俸削減、ドラフトの失敗、チーム内の不協和音。

GM制度という院政でチーム内のまとまりは無くなり、監督、コーチ陣の迷走は目を
覆うばかりです。



この有様はまるで昨今の大企業の破綻を見るようです。

経営陣の不仲からあっという間に債務超過に陥ったS社、T社。

トップの在任中の利益のみを重視する「期間利益主義」が企業を滅ぼしました。

設備投資と人材教育をないがしろにし、株価と当期利益のみを追求。

人事抗争に明け暮れた結果、技術革新と世代交代が遅れライバルに次々と追い越されることになりました。



ドラゴンズと対照をなすのが広島カープです。

雌伏の時代にコツコツ若手を育て、カープ女子と言われるファン育成にも尽力。

その心意気に大リーグから黒田投手までカムバック。

新井選手等のベテランと若手がかみ合い全盛期を迎えつつあります。



ドラファンにとって今は我慢の時代。

サッカーのJリーグと違い、これ以上下位に落ちることはないのです。

三年間、いや五年間の再建計画に基づく将来を見据えた試合をぜひ見せて欲しいものです。







2017/05/01 698

. 読書三昧 .

いよいよゴールデンウイークが始まりました。

伊勢市では菓子博が開催中。評判は上々でウイークデイでも入場に2時間待ち。

お土産を買うのにも長蛇の列のニュースに少しばかり腰が引けています。



先日、空き時間で立ち寄った本屋で見つけたミステリ。

帯の惹句「2017年このミス第2位」に惹かれ手に取ったのが若竹七海の「静かな炎天」。

彼女の名前は前から知ってはいましたが、なぜか縁がなく今まで一作も未読でした。

女探偵、葉村晶シリーズの最新作ですが、これがめっぽう面白い。

タフでクールで不運なヒロインにすっかりハマりました。

ドライでシニカル、色気のかけらもないのに魅力に溢れ、まるで翻訳小説のよう。

結末は毒気に溢れ、あっと驚く仕掛けたっぷり。

おまけにシリーズすべて文庫版という手軽さ。

さかのぼって第一作から全作を大人買いしました。



フリーターから始まり、探偵、フリーの調査員、そして現在は書店の店員。

20代から40代の現在まで、時代の風俗と共にストーリーが展開します。

近作では古書店に因んだミステリ小説のウンチクがたっぷりです。

作者 若竹七海の博覧強記ぶりにもびっくり、ニヤリ。

連休前にすでに未読はわずか一冊になり、何とも心細い限りです。

残りの休みはシリーズで名前の出たミステリを次々と読破する羽目となりそう。

この様子では、菓子博へ足が向くのはいつになるのやら、、。

読書三昧の連休になりそうな予感です。




2017/04/24 697

. 三重県立美術館 .

三重県立美術館の創立35周年の記念式典が4月22日に開かれました。

1982年に東海地区初の本格的美術館として誕生し,三重県の文化の象徴として、広
く県民に親しまれてきました。



記念展覧会の第一弾はベストオブコレクション展。

6000点に及ぶ収蔵品の中から、選りすぐりの名品が一挙公開です。

西洋絵画ではモネ、ルノアール、シャガール、ピカソなど地方美術館では珍しい
名画が揃っています。

日本画は菱田春草、横山大観、安井曾太郎などそうそうたる作品群。

竹内栖鳳の屏風「虎 獅子図」は圧巻の迫力です。

また三重県松坂出身の宇田荻邨の「祇園の雨」。

しみじみとした情感でまさに日本画の真髄を感じる名作です。



圧巻は県ゆかりの画家、曾我蕭白のコレクション。

放浪の末、県内の寺、素封家に数多くの絵を残しています。

「旧永島家襖絵」は前後期に分けて展示するほどの充実ぶり。

伊藤若冲に続き、今話題の奇想の画家蕭白の作品群は今回の目玉。

きっと多くのファンが満足すること請け合いです。



三重県立美術館の特徴は県ゆかりの美術の収集と、岡田文化財団を始め寄贈された
国内外の有名作品の所蔵にあります。

県民に愛され、日本に発信する文化基地としての三重県立美術館。

第二弾はオランダのアーティスト「テオ ヤンセン展」。

東海地区初めての展覧会です。

第三弾 三重県が生んだ国学者「本居宣長展」。

まさにグローバルとローカルが融合した記念展が続きます。

お楽しみに。




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