2017/11/27 728

. ありがとうござい​ました .

今月の役員会、株主総会を持って代表取締役社長を退任しました。

38歳で就任。

以来長きに渡りご支援、ご指導いただきありがとうございました。



70歳の古希を迎え、最高売り上げ、最高利益の決算でその任を終えることはこの上ない幸せです。

これからは会長職として、微力ながら社業の発展と地域貢献のお手伝いができればと思っています。



事業承継には二つの側面があると機会あるごとにお話ししてきました。

一つは資金の承継です。

資金繰りに一喜一憂せず、安定した経営が続くこと。

自己資本比率が70パーセントに迫り、実質的な無借金経営となりました。

せっかくコツコツ貯めた資本を減らさない経営には、赤字決算は命取り。

幸い社長在任中は一度も欠損を出さずに経営ができました。



二つ目は組織の継承です。

良き後継者と社員に恵まれ、企業風土と文化が連綿と続くこと。

そのためには戦略的な人事制度なくしては組織は成り立たない。

先を見据えた採用と教育で組織の活性化を計ってきました。



優秀な部下に恵まれ、何の悔いもなくそのバトンを手渡すこたができました。

皆様から頂いたご指導、ご鞭撻を今後は次世代にも変わらずお願いし、退任の御挨拶といたします。

ありがとうございました。





2017/11/20 727

. 伝達式 .

11月14日、旭日双光章の伝達式。

会場は東京三田の共用会議所。私の母校慶應義塾の真裏にあります。

10年前の藍綬褒章の伝達式も同じ会場で,お隣は三井倶楽部という閑静な場所です。


財務省関係の勲章、褒章受章者が一堂に会し、一人、一人に章が手渡されます。

その後、バスに分乗し、天皇陛下の拝謁に浴するため皇居へ。

あいにくの雨模様でしたが、会場の「豊明殿」の車寄せにバスは横付け。


モーニング姿の受章者と和服姿の配偶者に分かれ整列。

受章者は70歳以上がほとんどで、車いすの方もちらほら。

そういった事情からか配偶者は7割程度。健康で夫婦揃っての拝謁を受けることの
幸せをしみじみ感じました。


「国家、地域に対する貢献に深く感謝します」。

マイクなしの陛下のお言葉に一同低頭。


その後、陛下はわれわれ受章者、配偶者の間をゆっくり歩かれます。

目が合うと微笑まれ、思わず頭が下がると同時にその優しさに胸が震えます。

ご高齢の身で、多数の公務をこなされる陛下。

お年を考えるとその責務の重さに、こちらもまだまだしっかりせねばと勇気づけられる思いです。

同時に、元号改正前の平成天皇の残り少ない拝謁を受けられたこと、この上ない幸せでありました。



2017/11/13 726

. 叙勲 .

本年の秋の叙勲で、計らずも旭日双光章拝受の知らせを受け、明日その栄によくすることとなりました。

新聞発表後、沢山の皆様から暖かいご祝辞を頂き、心より感謝いたします。

誠ににありがとうございました。



今回の栄誉ほど多くの方々からのお力添えを感じたことはありません。

その受賞は蒸留酒組合の役職を長年務めたことが第一の理由です。

組合員の皆様のご協力はもちろんですが、心置きなく組合の職務に邁進できる環境
があってこそ。

その間、自社が安泰で社員全員が支えてくれた賜物です。



自社の繁栄はお客様からの支持があってこそ。

多くのファンの皆様の後押しが、171年という当社の歴史を築くことができた礎です。

祖父、父、私と3代が揃って受賞というのも、お客様の永いお力添えのおかげです。

改めて御礼を申し上げます。



叙勲対象者は一部の例外を除き、ほぼ70歳以上だそうです。

いくら功績があっても、健康を損なってはその栄にはよくすることはできません。

幸いにも今日まで元気で過ごせたのはひとえに家人の健康管理のなせる技。

食事、散歩等人一倍の気遣い。いくら感謝しても追いつきません。



多くの方々の支えによる今回の受章。

古希の歳を迎え、しみじみ人生を振り返る身に余る贈り物となりました。






2017/11/06 725

. 同窓会 .

昨日は三重県立四日市高校の昭和41年度卒業生の「古希」同窓会。

なんと180余名が集まり、楽しいひと時を過ごしました。

我々団塊の世代生まれはまさに競争世代。

同学年で700名余り。当時の入学試験の倍率はほぼ2倍でした。

県立高校入試では今では考えられない競争率です。



昨日の会では一切名刺交換は無し。

そもそも肩書きがほとんど無くなった友人ばかりです。

話題は昔の失敗談、失恋話などたわいのないものばかり。

定年後始めた趣味はそれぞれ。

本格的なヴォイストレーニングでジャズボーカルを披露する親友。

ゴルフでシニアチャンピオンを目指すつわもの。

四国四十八か所のお遍路を始めた仲間。

仕事の話と違い、語り始めたら止まりません。

その目つきは少年時代にタイムスリップしたように輝いています。



最後は校歌の合唱。

70歳の仲間が肩を組み涙ぐみながら歌う姿は,家人には見せられないですね。

次回の喜寿、傘寿の同窓会までの健康を願いながらの散会となりました。

2017/10/30 724

. 桂 福団冶 .

先日,映画「人情噺の福団冶」を四日市の都ホテルのチャペルで鑑賞。

50人ほどの小さな上映会。チャペルで上映というのが何とも落語的で笑えます。

監督の伊藤有紀さんが四日市海星高校卒業、福団冶師匠が四日市出身というご縁の上映会。

パートカラーのドキュメンタリー作品で、なかなかの見応えです。



福団冶師匠は毎年、文治祭りで四日市で高座に上がり当地ではおなじみ。

特に人情噺では関西では右に出るものなしの大御所です。

人気絶頂期に一時期声を失い、ラジオ、テレビから姿を消します。

それ以降、彼の芸風は一変。日本で最初に手話落語を始めます。

渋く、地味な名人芸と称される彼の芸風はここから始まります。

「誰もいかない方の道を選んできた」。



映画は十八番の「藪入り」の高座と並行して進みます。

藪入りは3年ぶりに奉公先から戻ってくる息子を待つ親と子の人情噺

彼には福若という実の息子の弟子がいます。

この息子との感情のすれ違い、確執。

現実と噺がオーバーラップする巧みな構成です。

単館上映の地味なドキュメンタリー。

若き映像作家の意欲作、ご縁があれば、ぜひご覧ください。




前の記事へ

 

HOME