三重県の北勢に位置する四日市市楠町。
鈴鹿山系の清い伏流水の恩恵を受け、
酒造りに適したこの地に宮﨑本店はある。
かつて、町内には30以上の蔵があったが、
今では弊社が全部引き受け、
8000坪にもなる大きな蔵となった。
昭和初期にかけて建てられた
貯蔵庫や倉庫は重厚な黒壁と
ほのかに甘い香りに包まれ、
酒造りの歴史を物語る。
三重県の北勢に位置する四日市市楠町。
鈴鹿山系の清い伏流水の恩恵を受け、
酒造りに適したこの地に宮﨑本店はある。
かつて、町内には30以上の蔵があったが、
今では弊社が全部引き受け、
8000坪にもなる大きな蔵となった。
昭和初期にかけて建てられた
貯蔵庫や倉庫は重厚な黒壁と
ほのかに甘い香りに包まれ、
酒造りの歴史を物語る。
まろやかで良質な水と磨かれた米。
170年の歴史の中、時代の変化を
問われる造り手の姿勢。
宮﨑本店の酒造りは、良い意味で毎日が試行錯誤の連続です。「宮の雪」は鈴鹿山脈の伏流水を使用しておりますが、このお水に合わせる原料はどれも自然のものですからいつも一定ではありません。その都度、米の浸水時間や麹の具合を調整し、常に最良の酒造りを目指しています。
新蔵では設備も新しくなり、長い歴史で培われた技術と味をより高い精度で数値化することで、技術の継承や酒造りに活かすことが出来るようになりました。小仕込みが多くなったことでも、今までより一層、手間暇かけた丹精込めた酒造りが可能になりました。伝統の味を守っていくのは勿論ですが、醸造家も営業と会話を重ねてお客様のニーズにふれ、日常から特別な日まで、様々なシーンでお楽しみいただけるよう新しい味を生み出していきます。